VRChatで撮った写真をプリントしよう
VRchatで撮った写真を写真屋さんでプリントしました。
推しがプリントされた紙が部屋にあるととても幸福になります。
自分用のまとめも兼ねてVRchatで撮った写真をプリントする際のアイディアなどを書きました。
VRChatのカメラの仕様
HTC VIVEでプレイ時にゲーム内カメラで撮影した際画像の大きさは1920*1080ピクセル、画素数に直すと200万ちょっとでデジカメと比較するとかなり少ないです。SteamVRの内部解像度を変更しても画像サイズが変わったり、くっきり撮れたりはしません。
300dpiを保つにははがきよりも小さいサイズの紙を選ぶ必要がありますが、画質など気にせずでかい紙にプリントしてやりましょう。印画紙ならジャギーも比較的目立ちにくいですし。
アスペクト比は16:9≒1.8:1と一般的な印画紙やコピー用紙と比較すると横長なので、プリントする際は調整する必要があります。
画像を用意する
前述の通り画像の縦横比を変更する必要があります。
代表的な印画紙のアスペクト比は六切が1.3:1、四切が1.2:1、半切、全紙が1.2:1くらいです。
コピー用紙のA判やB判(A4やB5など)は√2:1≒1.4:1くらいです。
ワイド六切やKG判は1.5:1です。
プリンターや印刷用端末で直接印刷範囲を指定することも可能ですが、
事前に傾きの補正、トーンの調整をする場合はその際クロップしておくと良いと思います。
後述する木パネルやマット紙を用いる場合は多少の傾きは放置して問題ないです。
プリントする
印画紙にプリントしたい場合はDPE店にデータを持ち込みます。
店員さんにデータを直接見せるのが恥ずかしい人は、プリント指示用の端末がある店や、ネットプリントで頼むのが良いでしょう。
元の色味を保ちたい場合や予めトーンを調整した場合は、無補正でプリントする旨を伝える、ないし端末で無補正のオプションを選ぶことを忘れないようにしましょう。(端末やネットプリントは自動補正ありがデフォルト設定になっている場合が多いので注意)
壁に直接貼る
画鋲やマスキングテープを使って直接貼るのもいいと思います。
かわいい柄のテープを使って写真を飾るのが少し流行りましたね。
額装する
写真やイラスト用の額は安価なものも多く、手軽です。
マット紙がある額は作品に奥行きを出すことが出来ます。また、ある程度の傾きや構図も調整出来ます。
ガラスやアクリル板で写真を挟み込むタイプの額は収まるサイズ以下であればどんな形の写真でも飾ることができます。
つまり、VRChatで撮影したままのアスペクト比を保った写真も飾ることができます。*1
スチレンボードに貼る
ハレパネなどのスチレンボードに写真を貼る場合も、自由な形の写真を飾ることができます。
壁には両面テープや引っ付き虫を使って貼ります。落とすと写真の角が折れて悲しくなるので注意してください。
木パネルに張る
画用紙の水張りを想像していただけると良いと思います。
元々はバライタ紙というタイプの印画紙の、乾燥後縮んで波打ちやすい性質の対策に用いていた手法だと思うのですが、その暖かみのある仕上がり*2から、現在も人気のある処理方法です。
ただ、通常のカラー印画紙や印刷用紙は湿潤・乾燥を経てもあまり縮まないので、バライタ紙のように処理するには、わざわざ水に強くかつ乾燥後縮みやすい紙にプリントする必要があります。和紙製写真用紙に耐水性の顔料で印刷した写真ならそれを満たすらしいので、物好きな人はやってみてください。
スプレーのりなどを使って木パネルに貼る方法であれば、通常の印画紙でも貼ることが出来ますね。
木パネルに張ったバライタ紙の写真です。
タッカー、水張りテープ、木パネルが必要*3かつやり直しが利かない作業も多いので頑張ってください。
以上です。